![歯ぐきのトラブルは歯周病かもしれません](./../images/perio/Periodontal-img1.png)
歯周病は、歯垢(プラーク)内の歯周病菌が原因でおこる歯の周りの 組織(歯周組織)のトラブルです。歯垢が唾液に反応して歯石になると、 歯石の表面にさらに歯垢が付きやすくなってお口の環境が悪化します。 歯石は自宅のケアでは取り除くことができないので、放置しておくと 歯周病はどんどん悪化してしまいます。 「歯周病の患者様は必ずといってよいほど歯石が付着しているので、 定期的に歯科で歯石を除去して、歯周病を予防しましょう。
![こんな症状があったら歯周病かも](./../images/perio/Periodontal-img9.png)
こんな症状があったら歯周病かも
「歯ぐきからの出血は、歯周病にかかった方のほとんどが最初に感じる自覚症状。 このサインを無視して症状を放置すると、歯ぐきが腫れて、顎の骨が溶かされてしまいます。 出血が見られたら必ず歯科を受診しましょう。
- 歯みがき時や硬いものを食べたときに歯ぐきから出血する
- 口臭がきつくなった
- 口の中がべたつく
- 歯ぐきが腫れて痛む
- 歯ぐきの色が赤や紫色になっている
- 歯ぐきから膿がでる
- 食べ物を噛むときに痛みがある
- 歯がぐらぐらする
- 歯ぐきが下がっている(歯が長くなったように見える)
- 食事のときに歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなった
- 歯ぐきがむず痒い
- 糖尿病にかかっている
![歯周病の進行](./../images/cure/icon-person.png)
歯周病の進行
歯周病は放置しておくとどんどん進行する病気です。 実は、日本人が歯を失う原因のトップは歯周病。 決して軽く見ず、違和感があったらすぐにご相談ください。
![歯周病の進行](./../images/perio/Periodontal-img2.png)
初期段階
歯の付け根に歯垢がたまり歯ぐきが軽度の炎症を起こします。 痛みはありませんが、この段階でも歯ぐきからの出血があります。
![中期段階](./../images/perio/Periodontal-img3.png)
中期段階
顎の骨が溶け始めます。 歯と歯ぐきの間の歯周ポケットが深くなり、歯ぐきが腫れたり 膿がでたりするようになります。
![末期段階](./../images/perio/Periodontal-img4.png)
末期段階
顎の骨が大きく溶かされ、歯ぐきが痩せて歯の根が 見えるようになります。 歯がぐらぐらし、口臭もきつくなります。 そのままの状態が続くと歯が抜け落ちてしまいます。
重要なのは「予防」です。
歯周病になってしまったら早めに治療して症状を悪化させないことが大切。 ただ、何より大切なことは最初から病気にならないようにするための「予防」です。 歯周病の原因となる歯垢の付着は、日ごろのブラッシングで防ぐことができます。 つまり歯周病になるということは、ブラッシング方法に問題があるとも言えるのです。 そのためせっかく歯周病を治療しても、再発してしまう患者様が多いことも事実です。
当院では歯周病治療後のホームケア指導に加えて、定期検診でプロのチェックを受けることを おすすめしています。 健康なお口で長く快適に過ごすために、私たちが予防ケアもお手伝いします。
![歯周病の治療](./../images/cure/icon-2.png)
歯周病の治療
![SRP(スケーリング・ルートプレーニング)](./../images/perio/Periodontal-img5.png)
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
「スケーラー」という器具を使って歯周ポケットから歯垢や 歯石を除去する方法。 除去しきれなかった歯垢や歯石は「キュレット」という器具を 用いて除去してから、削った部分の表面仕上げを行って汚れの 再付着を防ぎます。
![フラップ手術](./../images/perio/Periodontal-img6.png)
フラップ手術
SRPで歯石が取りきれない場合に行う方法です。 歯ぐきを切開して歯根に付着しているプラークや歯石を 除去します。
![レーザー手術](./../images/perio/Periodontal-img7.png)
レーザー手術
歯周ポケットにレーザーを照射して歯周病菌の殺菌を行います。 痛みが少なく、殺菌力が強い方法です。
![再生治療](./../images/cure/ICON-4.png)
再生治療
・エムゲイン法
・GTR
![林歯科医院の歯周病治療の取り組み](./../images/cure/iocn-3.png)
林歯科医院の歯周病治療の取り組み
歯周病は、悪化すると歯を失う原因にもなる病気です。 歯周病にならないために、日ごろからお口のケアをしっかり行いましょう。
当院では「予防に勝る治療なし」をコンセプトに治療に取り組んでいます。 どんなに医療技術が進歩しても、自分の歯に勝るものはないからです。 そのため当院では、「治療が完了してからが患者様との本当のお付き合い」だと考えています。 治療後も定期的にメインテナンスやお口のチェックを行い、患者様のお口の健康を長期的にサポートします。
「トラブルが起こった時に」ではなく「トラブルになる前に」ぜひ当院にご相談ください。